近所のセブンイレブンの店長の話




家の近所にセブンイレブンがある。
住宅街の一角にある店舗で、そこまで大きな店ではない。店長が50代ぐらいのおっちゃんが務めていて、おそらくフランチャイズ店なんだろう。


この街に越してきてから、会社帰りにこの店を利用することが多く、大体その時間帯は店長がレジをしていて、顔なじみになってしまった。

いつも会計のタイミングでレジにおいてあるイチゴ大福を自分が買うのを知っていて、大福を切らしているときは『ごめんね~、今日ないんだよ~。』と何も聞かないでも教えてくれる。

ちょっとくたびれた感じだけど、温和なコンビニよりも個人商店でも経営してそうな人柄のおっちゃんだ。




セブンイレブンについては本当に色々な話を聞く。

・問答無用の24時間、365日営業の話
・おでん無断発注の話
・血も涙もないドミナント戦略の話(確かに近所にも他に2件ある。)
・高いロイヤリティの話


当然、契約書に書かれている部分もあるのですべてがセブンイレブン悪いとは言えないかもしれない。(おんでんの話はあかんと思うけどね。)

オーナー側の見込みの甘さなどもあるかもしれない。有名企業の看板、店舗経営のノウハウを利用できるのだから、それなりの制約を課されることも理解はできる。


だた、明らかにビジネスの構造が Win(本部)-Win(フランチャイズ) を前提としたモデルにはなっていないことは確かだ。むしろ本部の利益を確保を第一とし、リスクをフランチャイズ先に押し付けるようなビジネスモデルだろう。


下請け、フリーランス、フランチャイズなど企業側は様々な方法を駆使して、仕事を発注する。それは当然、発注先にしか出来ない仕事だから、頼りにして仕事を依頼するという目的もあるだろうが、正直『リスクの押し付け』という側面もつよい。

自分が働いているIT業界も似たようなもので耳が痛い。



セブンイレブンの悪いニュースを聞くたびに近所の店長のことを少し思い出す。


本部との関係に悩みながら店を経営してるのだろうか。

バイトの確保は十分にできているのだろうか。

利益は出せてそれなりの生活が出来ているのだろうか。

ちゃんと休めているのだろうか。



コンビニ店舗の寿命は5年~8年程度とも言われている。

裏であの店長がどんな葛藤を抱えているのか知る由もないが、それでもあの感じのいい人柄で今日もレジに立っている。



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