リスクを取らないリスクってあるよな



こんばんは。
令和に入って一カ月以上が経過しましたが、早々に色々な問題が勃発していて、これから始まる時代の厳しさを感じています。


・45歳リストラ問題
・老後までに2000万用意しろ問題
・高齢引きこもり問題


このあたりの問題がネットやニュースで頻繁に流れており、社会的な構造の歪みが各種問題になって表面化してきているように感じています。

そんな解決しずらい問題との向き合い方について少し書きたいと思います。

行動か、様子見か、逃げ切りか、先延ばしか

何か将来的な問題を認識した時の人の行動パターンってある程度決まっていると思います。だいたい以下の4タイプでしょうか。


①即行動に移すタイプ
問題と真摯に向き合い、自分の中での答えを出すタイプです。仮に答えが不完全だとしても自分なりの考えや哲学を持って結論を出し、行動に移そうとします。

・45歳でリストラされそう
→今の会社だと将来やばいからすぐに転職活動しよう。

・老後までに2000万貯めないと
→毎月の収入の2割を積み立て投資に回そう、家計も見直そう。

・子供が引きこもってしまった
→長期化する前に支援機関に相談しよう、腹をくくって子供を家から叩き出そう。

こんな感じでしょうか。


②様子見をするタイプ
こちらも問題を認識したうえで、すぐに行動に移すには準備や判断材料が不足しているためにしばらく様子を見るというタイプです。様子を見る期限や条件を設定したうえで、最終的には①か③にタイプに移る人たちです。

・45歳でリストラされそう
→今の会社で✕✕のスキルを身に着けて自分の市場価値を高めてから転職活動しよう、世の中の技術トレンドの方向性がもう少し固まってから動こう。

・老後までに2000万貯めないと
→まずは自分の老後の資金計画から見直そう、投資の情報収集をしよう、今はバブル気味だから、少し相場が落ち着いてから投資をはじめよう。


・子供が引きこもってしまった
→1年間は何も言わずにそっとしておこう、しばらくしたら自発的に行動を移すかもしれない。それでも変わらなければ何かしらアクションを起こそう。



③逃げ切るタイプ(意図的に行動しない)
こちらのタイプは問題と自分の環境を認識したうえで、敢えて何も行動をしないタイプです。問題が仮に顕在化したとしても、リスクを受容するだけの準備ができている人です。

・45歳でリストラされそう
→別にいい。だって結婚するつもりもないし、45歳でセミリタイアできるだけの資産は築ける予定だし。


老後までに2000万貯めないと
→別にいい。自分の資産では足りないけど、親の資産の相続できる金額を考えると無理して投資をはじめる必要はないな。


・子供が引きこもってしまった
→別にいい。自分たちが生きている間は子供の面倒を見続けるつもりだし、死んだ後も遺産を相続させれば、細々と一人で生きていけるぐらいにはなる。だから無理に働かせようとしないで、最低限の社会性ぐらいを身に着けさせればいい。本人もそれを望んでいる。



④先延ばしタイプ
最後にこのタイプは、問題と正面から向き合わず、かと言って問題が顕在化したときにリスクを受容するだけの体力もない人たちです。何の計画も立てず、対策も取らずズルズルと日々を過ごしていくだけです。本人の意思や人生哲学が不足している場合が多いです。


・45歳でリストラされそう
→やばい、うちの会社終わってるわ。。。

老後までに2000万貯めないと
→やばい、日本終わってるわ。。。

・子供が引きこもってしまった
→やばい、どうしたもんか。。。


冒頭で述べた各種問題で最終的に痛い目をみるのは当然このタイプです。①~③の人たちは問題と正面から向き合ったうえでのスタンスですが、④のタイプは潜在意識的には課題に気づているのに現実と向き合おうとせず、『こまった。』、『やばいなぁ。』などとは言うけど、行動に移さない人たちです。


人生のスタンスを決めていく。

最近盛り上がっている上記の問題ですが、この辺りの問題ってずいぶん前から、議論されていたと思います。ただ今までの時代は敢えてリスクをとって行動を移さなくても何となく逃げ切れたり、国や周囲の補助などでうまくやり過ごせていました。

明確に自分のスタンスを決める、行動に移す、そう言ったことはエネルギーを使いますし、リスクを伴いますが令和に入った今の時代は、何もしないこと、問題を先延ばしにすることもリスクになります。

先延ばしにし続けて、行くとこまで行った時には手遅れになる、そんな状態です。
そして、今の日本は行くとこまで行ってしまう時代でありそれがもう表面化し始めているということです。

そもそも、本当に各種問題について真剣に向き合い考えれば、リストラされる年齢や本当に必要な老後資金だってその人に環境や能力により変わりますし、高齢引きこもりの問題だって、今までの引きこもりに至るまでのプロセスを考えれば、当然対処方法だって変わってきます。


過去の慣習や周囲の空気に流されずに、迷いながらも、不完全だとしても、自分の人生のスタンスを自分で決めていくという生き方が本当に必要な時代なんだと感じます。




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