自分の頭の悪い原因にちょっと気づいた。



よくシステム開発でお客様と要件定義の打ち合わせをする際に、お客様のシステムに対する要求事項をヒアリングするのですが、お客様の話がすんなり腹落ちする時と、腹落ちしない時があります。

一緒に出席している人もすんなり理解している人と理解していない人に分かれている。
この差はいったい何なんだろうと前から疑問に思ってい少し考えてみました。

抽象的な思考

色々思い返すと自分が納得行く要件定義やヒアリングが出来たときって割と細かい具体的な議論ができたときなんですよね。
逆に考えるとうまくいかないときは終始抽象的な話になってしまった時ということになります。



具体的な議論

ユーザ:
未決済文書の一覧を画面に表示し、承認が必要な文書は文書の詳細画面から管理職が承認ボタンをクリック出来るようにしてほしい。

自分:
了解しました。承認ボタンは管理職の人以外でログインしたらクリックできない制御をいれます。



抽象的な議論

ユーザ:
決済文書の申請状況を管理できるようにしてほしい。

自分:
????



になってしまう。
この場合は要望が抽象化されているため、管理の定義が何なのか、承認が必要な場合は承認処理をそもそもシステムの画面で実施したいのか、印刷した紙にハンコを押したいのかなど色々な可能性が考えたうえで話を聞く必要があるのですがそれが出来ずにフリーズしてしまうのです。


抽象的な考えができる人はこの辺りの理解やヒアリングがスムーズ。
抽象⇔具体 の行き来がスムーズなんです。

それに対して抽象的な考え方ができない人は

抽象⇒具体 にうまく行くことができない。
なぜなら抽象を理解できていないから。


理解力の差は生産性の差

勉強が苦手な人もきっと同じな気がします。
数学にしろ、哲学にしろ世の中の具体的な事象や精神状態をより一般化して抽象的にしたものが学問となります。

この抽象的な話をすんなりと理解できるか、それとも具体的な練習問題を解かないと定着できないかで理解力のある人とない人に分かれる気がします。

抽象的な思考が得意な人は『A』という話を聞けばそれに派生する『A’』やより具体化させた『A+』を自分で仮説として立てられるのに対して、抽象的な思考が苦手な人は『A'』や『A+』の個別論に対しても検討をしないと理解が出来ないのです。


これってオブジェクト指向のプログラムのクラス設計をさせると如実に分かります。
優秀な人は新卒1、2年目でも綺麗な抽象化されたクラス設計ができるのに対して、ダメな人は何年開発をやってもダメ。確かにできるようになる人も居ますが、それは過去の経験を『暗記』していてそれを当てはめているにすぎず、パターンが合わなければもうダメ…(←自分のこと)

生産性の差は歴然です。



そういば昔の話で就活の適正検査の質問だったかな、こんな質問があったのを思い出しました。



”抽象的な話や議論をすることが得意だ。 Yes or No ”



そもそも当時の自分はこの質問自体が抽象的過ぎて理解できていなかったと思います。(実際、どっちに〇を付けたのか覚えていない。)



これは、、、


No だね。



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