【創造】GAFAが創る世界【破壊】



米国投資をしていると『FANG』という言葉は良く聞くと思います。
所謂ハイテク系の成長株でFacebook、Amazon、Netflix、Googleの事で米国の市場を牽引しています。この手のイケている企業や国の頭文字を作って単語を作るのは良く見てきましたが、『GAFA』なる言葉があるようです。

それがこれ。
最近、珍しく文庫本以外の本を新刊で買い読んでみました。
投資の参考になるかと思いましたが、全く別物でした。




若干FANGとも重複しますが、GAFAの場合はGoogle、Apple、Facebook、Amazonと定義しており、今現在そしてこれからの世界に圧倒的な影響を与える企業です。

これらの企業について本書ではそれぞれの企業の生い立ち、強み、今後の展望をぞれぞれ解説しております。私はAppleとFacebookには関わりがない(iPhone持ってない、Facebookやってない)のですが、それでもGoogleとAmazonは完全に私の生活の中に入り込んでおり夢中で読んでしまいました。

成長性より若干の恐怖を感じる

確かにGoogleやAmazonの事業を見ると本当に未来は便利になりワクワクするような成長が待っていると思う部分もあります。ただそれ以上の不安、恐怖も正直感じています。


Amazon
Amazonが小売業界を破壊しているという話は良く聞きますが、実際に小売り競合他社を潰すだけでなく、Amazon自体の雇用すら減らす方向で動いています。無人倉庫の動画などを見ればわかりますが、倉庫のピッキング作業についてもロボットが、実店舗においてもレジの自動化など人がいなくても回る仕組みを次々に構築しています。

そしてその先には配送業への展開も視野に入れいているようで、小売りと関係の無かったクロネコヤマトや佐川急便達の業界にもAmazonが侵略してくる可能性があります。行き着く先は雇用の破壊、、、

そんなイメージしか湧きません。


Google
『Google先生』と言われるぐらいにGoogleは何でも知っていることを教えてくれます。まさに教師以上の存在です。今まではそう思っていました。

しかし今やGoogleは『先生』ではなく、未来を予言できる『神様』の可能性すらあります。対象者の検索履歴から未来の行動を推測する。離婚する奥さんは事前に離婚についてのキーワードでGoogleにそっと問いかける、旦那が知らないことをGoogleだけは知っている。

それどころか当事者ですら自覚してない未来の可能性をGoogleは知っているかもしれない。そしてその情報をどう利用するか、私達は知らない。

自分の意志で決定しているような選択肢も実はGoogleに提示されたものでしかない。そこに何か意図があるのかどうかすら私達は分からない。


何となく気づいていたのかも

GAFAの支配する世界のヤバさにショックを受けはしましたが、でも潜在的には何となく気づいていたと思います。自分の位置情報、検索履歴、購買情報、パスワードをはじめとする個人情報、趣味、思考、、、薄気味悪さを感じながらも目の前の便利さに負け思考停止になりノーガードで個人の情報を晒している自分が確かにいます。

その状態が続けば続くほどGAFAの地位はより盤石になっていくのでしょう。GAFAを便利に利用していると勘違いさせたまま、実は奴隷のように支配されている。そんな状況が極限まで行く未来にはどんな世界が待っているのでしょうか。

著者はこのGAFAによる企業支配の時代を生き抜いていくために個人で実践すべきことについても述べています。(計画的な資産運用についても述べています。)

ただ何よりも重要なことはGAFA(Next GAFAを含め)が創る未来の世界をキチンと自分の中でイメージし、その未来に向けて自分が今後何をすべきか考えるということが必要になりそうです。




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