遍路34日目 雨の日は国分寺

遍路34日目、5時頃目を覚ます。外は予報通り雨が降っている。宿坊で宿泊したため、朝のお勤めに参加させてもらう。6時に本堂に集合すると大きな千手観音菩薩が迎えてくれた。お経をあげ終わったあと、住職からの法話をいただく。要約すると肩書きや名声に固執せず芯の通った生き方をしましょうということを皮肉やユーモアを交えて話していた。

その後朝食を食べ、逆打ちと自転車遍路の方々に挨拶をして宿坊を出発する。雨の中、昨日登った山道を下って行く。
今日はこの後の5km先の国分寺を打って、その後、西条市の宿に泊まる予定である。国分寺という寺はこれで三つ目になる。5日目と13日目、全て雨が降っている。国分寺の呪いだろうか。

五十九番札所、国分寺に到着。
雨のためか参拝者はほとんどいなかった。寺に行けば誰かしらいて、挨拶をしそこから色々会話が生まれるのだが誰もいなければ何も始まらない。今日は国分寺だけの予定なので何とも寂しい1日だ。

降り続く雨のなか、今日の宿に向かって歩き出す。20km人通りの無い道をトボトボとひたすら歩く。

こういう時間に前の仕事でうまくいかなかったことや、許せなかったことなどを思い出す。どうすれば良かったのかグルグルと考えながら歩くが、やっぱり答えは出てこない。同じ状況になったらまた同じ事を繰り返しそうな気がする。遍路に出ても、住職の法話を聞いてもそう簡単には人は変わらないものだ。

雨がやんだ16時過ぎ宿に到着する。温泉が充実しており雨で冷えた体が暖まった。夕飯の時は遍路の先達をしているおじさんと一緒になる。高野山のルートなど具体的なアドバイスを頂けたので、本格的に考えて見ようと思う。

歩行距離:27km
霊場:国分寺
宿:しこく屋

明日は愛媛の難所横峰寺の登場だ。


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