遍路29日目 都合のいい期待

遍路29日目、天気は若干の曇り今日は岩屋寺と浄瑠璃寺を目指す。松山市内にはいるぐらいまでの行程だ。

距離的には35km程度でになるので8時間程度かかる、多分ほとんど歩き通しの1日になるだろう。まずは岩屋寺に向かって歩き出す。難所と言われる八丁坂に差し掛かる。
嘘、全然難所でもなかった。焼山寺や焼坂峠に比べればまだまだだな。もう峠慣れしてきた。

途中から明王様のような地蔵や像が森のなかにちらほら見え出してくる。

どうやら岩屋寺の行場に来たようだ。そのまま歩くと裏口から境内に入ってしまっていた。これが山門から入り直した写真、四十五番札所、岩屋寺。


このお寺は名前の通り岩の寺でお寺自体が巨大な岩に埋まってるような作りになっている。本尊はやはり不動明王先輩だった。ちわーす。

岩のくぼみにかかってる梯子を登り岩からの景色を眺める。


9時半ごろ岩屋寺を後にする。ここから約30km先の浄瑠璃寺を目指す(遠い、、)

予定としては16時には到着したいのでほとんど休みなしで歩かねばならない。時々発動する無心モードで一気に歩き始める。

うぉー!!
うりゃーっっっ!
ちょっと休憩
久万高原町から一気に松山市内まで下って行く。途中で年輩の遍路夫婦が休んでいた。何でも旦那さんの方が軽い熱中症を起こしていそうで歩けないようだ。タクシーを呼んだので宿にはとりあえず行けるとのこと。市街地でよかった、山の中ならヤバかっただろう。確かに自動販売機がなく中々水分補給ができず自分も苦しかった。この日も暑く27度まで気温が上がっていた。

予定通りの時間で四十六番札所、浄瑠璃寺に到着。(足痛い。。。)

ここのお寺の納経所のおばちゃんはすごく丁寧に対応してもらい印象がすごく良かった。帰り際にミカンまでいただいた。

納経所の昨日と今日の対応の落差に何とも言えない気分になったが、冷静になって考えるとお寺で働いている人は信心深く、情け深い人達なんだとどこかで勝手に期待していた部分があったかもしれない。

寺の僧侶ならまだしも、納経所で墨書きや御朱印する人なんて当人からすれば雇われの労働でしかないわけで、彼らの仕事は墨書きと御朱印なのだ。それに対して参拝者が勝手に自分達の期待を押し付けている部分もあるかもしれない。それが『あそこの納経所のおばちゃんは~』の発言に繋がってしまうのだろう。

今日の宿では昨日の外資系おじ様と先ほどの年輩夫婦と同じ宿だった。岩屋寺からここまで来た話をしたら驚かれていた。本当にいつ誰と会って、また再会するのかわからない不思議な楽しさがある。

歩行距離:36km
霊場:岩屋寺、浄瑠璃寺
宿:長珍屋

来たよ松山



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