遍路27日目 歳を取る楽しみ


遍路27日目、5時頃目を覚ます。今日も天気は問題なさそうである。

今日も大寳寺に向けて移動2日目である。30キロ程度で大洲から内子町への行程になる。歩き始めて早々におばちゃん二人組からお茶のお接待をいただく。
貰ったお茶を飲みながら歩いていると、今度は50代くらいの男性に声をかけられる。何でもお遍路ではないが色々旅をしている人のようでお金がなく昨日から食事がとれてないので100円でいいから恵んでほしいとのこと。いわゆる逆お接待である。実際、旅人なのかただのホームレスなのかわからなかったが手持ちの小銭150円を逆お接待しておいた。

国道から遍路道にかわる、56号は交通量が多く何か落ち着かない道だった。やっと落ち着いて歩くことぎできそう。
お昼前くらいには内子町に入ることができた。この町は街並みの景観保存地区があり、昔のながらの古い街並みがひろがっている。

内子座、公演もしているようだ。
保存地区の街並み。
一通り町内を散策し終わり、15km先の今日の宿に向かって歩き出す。

途中で若い兄ちゃんの遍路に声をかけられる一人は沖縄からはるばる来ているようで、連れの人がもう一人いるがはぐれたらしい。色々雑談しながら歩いていたがこの人、歩くペースが中々に早い、足のマメの状態も良くないため先に行ってもらう、何となく明日以降も会う気がする。
その後街中から、山道を進み辺りはどんどん山深くなってくる。途中で『千人宿大師堂』という休憩所を発見する。ここは宿泊までできる接待所のようだ(布団付き)。当然無料、中々に手厚い。しばし休憩させてもらった。

しばらく歩くとまたしても、接待所を発見する。月一回地元の有志でやってるようで、気さくなおっちゃん達に囲まれまた長居をしてしまう。(さっきから全然歩いてない)
遍路をして接待所の方や宿のご主人達と多く話して来たがやっぱり共通して言ってることは『健康のありがたさ』、『歳を取るごとに楽しみが減っていく』ということだ。仕事を辞めて、子供が巣立ち、体力が衰えていく中で嫌でも意識してしまうのだろう。色々考えてしまう。
17時前に宿に到着し、夕飯は自転車遍路の方と一緒に一杯やって過ごす。口数は多くないけど感じのいいおっちゃんだった。

歩行距離:30km
霊場:なし
宿:ふじや旅館

明日やっと大寳寺につく。。。




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