遍路22日目 結局は人かもしれない

遍路22日目、荷物をまとめて2日間お世話になったカメリアを出発する。ご主人も女将さんも話しやすくてとてもいい宿だった。また?遍路をする機会があれば是非泊まりたい。

少し肌寒さが残る中、高知最後の三十九番札所、延光寺に向けて出発する。土佐清水市から宿毛市への行程だ。
延光寺までは28km程度、7時間ぐらいあればたどり着けるだろう。一時間でほど歩くと遍路小屋で休憩している人を発見する。見覚えのあるリュックだ。覗いてみると太陽パネルさんがいた。今日も太陽エネルギーを充電中だった。彼もどうやら今日は延光寺に向かうらしい、まだ色々準備があるようなので先に行かせてもらう。何だろう、彼の歳は40代位だが独特の若々しさと緩やかさみたいな空気を感じる。サラリーマンのような擦れた部分をあまりの感じない。

昨日までの海景色とはうって変わって山間の喉かな景色が続く。高知は海と山のスイッチが 頻繁だ。


足と肩の痛みは相変わらずである、特には左半身が全体的によろしくない。何故だろう、真っ直ぐ歩いてるつもりでもやはり偏りがあるということなのだろうか?

山道を進み、休憩所で昼食のおにぎりを食べていると蛇が現れた。結構デカイ。
頭を持ち上げて臨戦体制のポーズである。椅子の上に避難してやり過ごそうとするが中々いなくならない(涙)
そうこうしているうちに蜂が自分の周りを飛びはじめる。前門の蜂、後門の蛇状態である。このままここに留まるのは危険なので椅子からジャンプして一気に下り道を駆けおりる。幸い蛇も蜂も追っては来なかった。暖かくなり山道もどんどん危険になるだろう。熊や猪に会った日にはどうしたらいいのだろう。

気を取り直して先を急ぐ、山道を抜けまたのどかな景色が広がる。

そして高知最後の札所、延光寺に到着。

境内にはほとんど人がおらず静かな時を過ごせた。般若心経も流石にもう暗記してしまった。この旅が終わっても忘れたくはないものだ。

目洗いの井戸、洗うと目の健康にご利益があるとかないとか。
納経所も自分以外いなかったので納経所の方とお話をする。お寺の話や仕事を辞めて遍路に来てることなどを話すと色々とアドバイスをいただいた。要約すると『自分の好きなことや人から感謝される仕事の方が長く続くんやで。』という事でだ。その通りだと思う。

とくだん大きな見所が無いお寺だったが、納経所の方人柄がよく、素敵な印象のお寺になった。結局旅というのは場所も大切だが、一緒に旅をする人、旅先で出会う人で如何様にも変わるいうことだろう。

今日は宿毛駅近くの激安のビジネスホテルに泊まる。適当に晩御飯を済ませ早めに眠りにつく。高知の旅も終わりに近づいている。

歩行距離:37km
霊場:延光寺
宿:宿毛フレックスホテル

明日から愛媛だ。


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