遍路9日目 室戸岬へ①



朝の日和佐の街です。昨日参拝した薬王寺の塔がよく見える。日和佐から離れるのが少しさみしい、海も山も綺麗で食べ物も美味しい、いい街だった。今度は五体満足の状態で観光でここに戻ってこよう。
今日からいよいよ3日間かけて90km先の室戸岬にある最御崎寺にアタックする。この区間が一番の正念場だと個人的は思っている。

この旅で初めてワセリンを足に塗り靴擦れ対策、マメ対策を行う。靴下も二重履きにし少しでも柔らかくする。

ほとんど国道50号を南に進んでいくだけ、これからは地図を見ることもほとんどないのだろう。7時過ぎに宿を出発し歩き始める。
午前中の遍路は体もまだ元気で、太陽の日差しも優しいので爽快である。自転車やバイクのツーリングの人たちが通りすぎていく。おそらく室戸をみんな目指してるのだろう。

またトンネル地帯に差し掛かる。
やはり車が凄いスピードで通過していく。制限速度は50kmだが70km以上は出てるのではないか。まぁこんな道スピード出したくなる気持ちもわかるが。

もしハンドル操作を誤ったり、居眠り運転で突っ込んでこられたら確実に死ぬな、、、登山の崖を歩く時とは別の恐怖感がある。

遍路では白い服を着て巡礼を行う。この白は死に装束から来ていて、昔の人は死を覚悟して四国を歩いていた。本来遍路はそういうものらしい。

山間の道をひたすら黙々と歩く。


昼過ぎには再び海岸線に出る。自分の前にも後ろにも人はいない。今日と明日は何となく他の歩き遍路には会わない気がする。
お昼は海岸に降りて食べることにする。一人釣り人がいるだけ、ゴールデンウィークが嘘のように誰もいない。
午後もひたすら歩く、歩くしかない。半日以上ひたすらアスファルトの上を歩き続けたのでいい加減足が痛くなる。最後のニキロくらいからは完全にヨタヨタ歩きになっていた。

今日の宿にはほぼ予定通りに到着。車の遍路さんと一緒になり軽く雑談して寝る。
体中筋肉痛で和室がつらい、徐々に疲れがたまってきた。

歩行距離:35km
霊場:なし
宿:旅館えびす

足が板井



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