老兵はただ去るしかないのか?


こんばんは
老兵が会社中に蔓延っています。

困った老兵達

私の勤めている会社はIT企業にしてはそこそこ古い会社なので平均年齢も結構高めです。
よって社内の人口ピラミッドも逆三角形になり、今40台後半~50台の社員が非常に多い年齢構成です。

40台後半以降だとITの世界では中々最新の技術についていく事や、ハードなPJをこなす体力などもなくなり戦力としてはどうしても厳しくならざるを得ません。

そういう人たちは大体もう仕事に対する責任感や情熱もなくなり、いわゆる窓際の人々になっていきます。


①一日中ネットサーフィンをしている老兵
特に仕事を振られない(振りたくない)からやることがなく一日中ネットサーフィンをしている人たち、朝来てタバコ吸って、昼飯食って、午後ウトウトして、ネットサーフィンをしていい気なもんです。
でもこのタイプが一番まともだったりします。少なくとも周りに迷惑は掛けないから。


②重箱の隅をつつくような審査、チェックしかしない老兵
いわゆる『御意見番』のような方たち、プロジェクトの審査やチェックばかりして『昔はこうだった。』とか、PJの予算を度外視した品質対策や体制支持などを要求してきます。
『俺が承認するまでリリースはさせない!』見たいなことを平気で言ってきます。
それならそれでお客様にお前が説明して来いと言いたいところですが。


③よくわからない改善活動・勉強会ばかり開く老兵
当然活動の元ネタとなる資料や段取りは忙しい若手社員に『お前ら作っとけよ』といった感じで丸投げ。負担でしかありません。とにかくやることがない癖に会社を良くしたいという思いは少なからずあるようです。ただ発案のみで実践者にはなれないのでどうしても人任せになってしまいます。


個人的に質が悪いと思うのは②、③の老兵達。
①は明らかに仕事していないので、クビにする理由がありますが、②、③については他の社員の生産性をガンガン下げているくせに、意外と社内的には仕事をしているように見えるからです。(実際理想論からすると必要な仕事ではあるから質が悪い。)


歳を取ることの価値ってなんだろう

とまぁ、色々毒づきましたが正直自分も10年後、20年後に同じような老兵なる可能性があると身としては結構複雑な思いです。馬鹿にはしているが、自分も将来ああなる可能性があり、そしてああなりたく無いと思う自分がいるわけです。

そうすると『老兵はただ去るのみ』という結末が待っている。
そんな感じです。

歳を取ることへの価値ってよく言われることがその道の『有識者』になれるとか『語り部』になれるとかそんなところだと思います。
長年培った『経験』とでもいうのでしょうか、確かにそれは一理あると思います。ただそのような『経験』がもたらす価値って昔ほど高くは無くなって来ています。

①そんなに語り部ばっかり必要ない
昔は年齢ピラミッドが綺麗な三角形でしたので、いわゆる経験者や有識者の発言は非常に重みがありました。でも今の世の中は上の世代のほうが人数が多いので、そんなに語り部ばっかりいても正直必要とされないでしょう。結局需要と供給の関係に行き着く気がします。
さらに質が悪いことに語り部によって言っていることが逆だったりするので余計面倒くさいことになります。

②語り部の生きた時代とはもう色々前提が違う
ここ数年における世の中の変化のスピードは凄まじいものがあります。
情報技術の発達に伴うビジネスモデルの変更、グローバル化、新興企業の躍進、大企業の衰退、労務関係・コンプライアンスにかかわる法律の変化、、、

求められるものは高く、スピード感が増して、規制は厳しくなるそんなビジネス環境です。昔のように『24時間戦えますか?』のノリが通用せず(表向きは、)それでいて成果は常に前年比増を求められる環境です。色々な点で話が噛み合わない部分が多すぎます。


そんな状況では老兵の唯一の価値である『経験』でさえ寧ろ今後役に立つか怪しいものになります。そんな時どのような形で価値を提供すればいいのでしょうか?

歳を取り、体力が衰え、仕事の吸収力がなくなり、変化には鈍くなる。
そんな時に自分が何をして価値提供できるか今のうちに考えておく必要がありそうです。




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