祖父の遺産

今日は久しぶりに実家に帰省しました。



昨年、祖父が他界しました。
90歳まで生き、寝たきりの期間も数カ月と短く特に苦しむこともなくほぼ老衰に近いような形で家族に看取られながら逝きました。

個人的には不謹慎ですが、理想的な死に方だなとおもいました。

話は変わって、うちの実家はぶっちゃけお金があまりありません。
父が体調を悪くし、フルタイムで働けなくなったこともあり50代そこそこで早期退職してしまったこと。
度重なる入院と手術で治療費が家計を圧迫していることなどがあります。

そんな中でも、自分が私立理系の大学、弟が国立理系の大学院(下宿)まで奨学金を借りることもなく面倒を見てもらい本当にありがたいと感謝しています。親の意地と言うやつですかね。

そんな訳で、かなりカツカツの状態で私の両親は暮らしており、以前実家に帰った時、コッソリ親が管理しているExcelの資産台帳を確認したら残高が200万程度のようでした。
年金がもらえているとは言え何かあればそんな金額すぐになくなってしまいます。
NHKの老後破産の特集などを見てもとても他人事とは思えず、弟と二人である程度援助する必要があるかもしれないねと話しをしていました。(弟も家を出て実家にはいない)

そんなこんなで、祖父が亡くなってから初めて実家に帰ってきた訳ですが少し様子が違って驚いた訳です。
おんぼろだった家具か一式新しくなっている(冷蔵庫、ソファ、電話、洗濯機)、先月行ったらしい旅行の話を聞かされる。

『あれ、そんなお金うちにあるんだっけ、二人してボケたか?』少し戸惑ったあと、すぐにピンときました。




『遺産か。。。』


またまたコッソリ、実家のPCを立ち上げExcelの資産台帳を確認したところ、どうやら2000万弱ぐらいの遺産を相続したようです。

叔父がいるので遺産を2分割したと考えても祖父は4000万程度の遺産を持っていた可能性があります。やはり今のお年寄りはお金を持っているのですね。

この金額を見たとき率直に『ああ、ありがたい』と思ってしまいました。
自分で使えるお金ではもちろんありません、ただこのお金はすでに年金生活に突入している両親を守ってくれる大切なお金になることでしょう。
それはすなわち、自分や弟の生活も守ってくれることになります。

当然、両親に何かあれば金銭的な支援は自分も弟もするつもりではいましたが、実際に負担する金額が増えれば増えるほど、両親との関係、弟との関係がどうなっていくのかわかりません。これは今までの家族の仲を切り裂く可能性を含んだ問題だと思います。

両親が大きな病気になったとき治療を続けてあげたい、でもお金がないそんな状況になったときに自分や弟はどんな判断を下せるでしょうか。かなり難しい問題だと思います。

そんな問題を祖父の遺産がずいぶん緩和してくれました。
ありがとう、おじいちゃん。

ぶっちゃけ私も弟も両親の遺産なんか宛てにしていないので、両親の残りの人生中で計画的に自分達のためだけに使いきってもらいたいと思う次第です。
あとは調子に乗って散財したり、変な投資に引っかからないように十分チェックしないといけません。


たのむぜ、とーちゃん、かーちゃん。


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