人は本当にテクノロジーを制御できるのか




『あんたがつくったんでしょ!?最後まで責任取りなさいよ!!』


エヴァ初号機に取り込まれたシンジの救出方法がわからないと言った赤木博士に対してミサトさんが激おこしたシーンです。

この言葉、エヴァの中ではあまり有名なセリフではありませんが、何年か前に初めてこのアニメを見たときに少し耳が痛かったセリフです。

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タカタ上場廃止だってよ

仕事時々投資のちリタイア















から派生して少し書きたいことがあったので別記事としてアップします。


IT業界の方は当たり前かもしれませんが、システムというのは一からすべてプログラミングして作るわけではなく、すでに誰かが作成した部品の様なものを組み合わせて足りない部分を個別にプログラミングする方法が一般的です。(共通部品やフレームワークなどと言ったりします。)

自販機にお金を入れると、ジュースが出てくる。でも自販機の中の動きはわからない、そんな感じです。

つまり部品部分はブラックボックスになるので作った本人も中の動きがわからないといった状態になります。そうするとジュースが出てこないとき私たちは自販機を蹴るぐらいしか出来ない訳です。

さらに複数のブラックボックスが組みあわさったら、現金の部分が携帯の電子マネーだったら?

自販機のジュースを出す制御が悪い?
自販機のリーダー部分が悪い?
携帯の接触が悪い?
オンラインのチャージシステムが悪い?

こんなかんじで、何か意図しない動きになったとき完全にお手上げになってしまいます。

自販機を蹴ることすらできません。

将棋の人工知能、Ponanzaの開発者はなぜPonanzaが強くなるかわからないと言っています。

福島の原発は震災後、放出される放射線、エネルギーに完全に翻弄されています。

LHCの実験は本当に安全なのでしょうか?

遺伝子組替食品の副作用はきちんと評価されているのでしょうか?

AIのように神の代わりになろうとするテクノロジーや、遺伝子操作のように神の領域に侵入するテクノロジーなど様々な分野で技術革新は進んでいます。


でも、本当にそのテクノロジーはコントロール可能なものでしょうか。


ひたすらアクセルだけ踏み続け、ブレーキの掛け方が解らない。いや、そもそもなぜ走っているのかも解らない、止まるとどうなるかも解らない。

いつかミサトさんに実写版で激おこされる日が来るかもしれません。


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