実際本当に70歳まで働けるの?



現在年金の支給は65歳から開始ですが、今後70歳以降になることが予想されます。
私、今32歳なので30年以上先の未来の話になりますがそのころ日本の労働環境とそこで働く人たちはどうなっているのでしょうか?


仮に年金の支給開始が70歳からになると、65歳~70歳の間、収入がない状態が続くわけです。金額にすると、5年間×200万/年で1000万円必要になります。(60歳退職だと2000万円必要)になります。
そして70歳以降に支給される年金の金額も正直、生活できる水準で支払われるか怪しいものです。(病気などになれば一発アウトかもしれません。)

つまり、国はもう『65歳以降も働け』と言っているようなものです。

これは投げっぱなしもいいところだと思います。
実際に日々の仕事をしている実感から65歳以降(個人的にはもう、50代以降ですが)で私の業界(IT業界)で仕事をし続けることの難しさを考えてみます。

高齢で働くことの難しさとしては
①働ける体力、健康が維持できるのか?
②そもそも仕事があるのか?
③それでも無理やり働いたら?

といったところでしょうか?

①働ける体力、健康が維持できるのか?
いまは身体的な問題はなく仕事に邁進できていますが、仕事自体は結構過酷で8:30~22:00くらいまで毎日働いています。また出張も非常に多くユーザ作業の時期はホテルに泊まりっきりな日々もあります。

そのため土日は疲弊して1日中寝てしまっています。トラブルが起これは休日出勤や徹夜などもあり、正直相当消耗する働き方です。いつまでもこの働き方は出来ないと思いますし、体調不良などでしょっちゅう休まれたら使い物になりません。

また、病気以外にも怪我や腰痛なので働けないくなる可能もあり、怪我なら力仕事、腰痛ならディスクワークは相当厳しくなります。

②そもそも仕事があるのか?
今日の技術革新により、多くの仕事はコンピュータ、機械に置き換わっています。つまり単純な労働は今後どんどんなくなっていくことになりますし、どうしても人の手が必要な単純作業については海外の安い労働力に流れることになります。
逆に複雑な仕事、クリエイティブさを求められる仕事はやはり年齢とともに質は落ちてくるため若い力にはかないません。仕事のパイは確実に減ります。

③それでも無理やり働いたら?
①、②からプレイヤーとしての仕事も、単純作業も、クリエイティブな仕事も満足にできない年輩労働者ができる仕事と言えば『管理する』、『チェックする』、『審査する』そんな仕事ばかりになると思います。

うちの会社も高齢化が進んでおりすでにその傾向がありますが、ここ数年上記の管理、チェック、審査の仕事が非常に増えています。上記の仕事は確かに必要な仕事ではありますが、必要だから仕事があるというよりは、人が余っているから仕事を作り出している、そんな状態になっています。

野球で言うとプレイヤーがいないで、審判と監督ばかりいるような野球チーム(審判を審判するとか監督の監督とかそんな状態です。)です。
年輩労働者を無理やり雇用し続けるとそんな会社が待っています。

最終的に国の雇用政策次第ではありますが、会社は高齢社員を抱えて一緒に沈んでいく、それがだめなら、どこかのタイミングでリストラ(超低賃金に)する、そんな未来が待っていると思います。

今、一部界隈ではフリーランスで働くことのすばらしさや、好きなことを仕事にする、セミリタイア志向の考えなど会社で働くこととは別の価値観が見られてきましたが、やはりリアルに50歳、60歳の自分のことを良く考えたほうがいいと思います。

フリーで働くなら、その仕事が数十年後も続けられる仕事か、時代の変化に自分が合わせられるかを考えるべきですし、セミリタイアなら本当に逃げ切れるだけの資金計画を立てる必要があります。
それができないならおとなしく会社で働いて確実に給料を貰うべきですし、自分から進んで退職するのはもったいないと思います。

極端な話、徹底的に有給を使ってリストラさせるまで会社に居座ってやるぐらいの図々しさも必要だと思います。そのうち嫌でも働けなくなる社会が来る気がするので自分が働ける『健康』と『環境』がある間はそこに甘えたほう得策だと思います。

まぁ会社にいる以上はしっかり頑張ろうとは思っていますし、周りも頑張ってほしいですが。本当にどんな社会になっているんでしょうかね?


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