新卒採用する会社にクギを指しておく




前回の記事では就職する側の学生に焦点を当てました。


今回は逆にすぐ辞めてしまいそうな学生を採用してしまう会社側の問題や学生のリクルート方法などについても少し書いてみようと思います。

採用ページで記載されている求める能力でコミュニケーション能力(笑)があり、『文系だからのこその強みで文書作成を云々、、、』、『文系の強みのコミュニケーション能力がプジェクトで云々、、、』とかこんなことを良く出来る先輩社員の話としてのっています。まぁ会社側もおそらく確信犯的に書いている気もしますが、上記の強みは文系の強みではなくその人個人の強みなわけです。

それをあたかも文系の強みであるような書き方をすることでミスリードした学生がこの業界に飛び込んできてしまう気がします。
仕事で求められるコミュニケーション能力は楽しく周りとお話できる能力ではありません、飲み会番長みたいなことができる力でもありません。個人的な経験としては、

・相手の要望、思いを汲み取る力
・自分の要望、思いを伝える力
・相手の『気付き』を導いてあげる力
・人にやらせる力
・断る力
・タフな交渉ごとを粘り強く続けられる力
・生理的に無理な相手ともあきらめずに意思疎通を図る力
・問題提起をきちんとできる勇気

こんな力だと思います。
このような力のベースとなるのは基盤となるITスキルだったり、業務知識、そしてその人個人が培ってきた人生観のようなものが必要で、薄っぺらいその場を取り繕うような会話スキルでは遅かれ、早かれ行き詰ります。

このようなある程度、練り上げられたスキルが必要にもかかわらず、採用時は『コミュニケーションスキル(笑)』で済ませてしまい、具体的なスキルの要求が明確にされていません。

また採用側の仕事としてはどうやって学生と会社側のミスマッチをなくすかということも重要な仕事だと思いますが、採用活動としてSEの仕事の『いい部分』しか見せないこともミスマッチを生む原因だと思います。

基本的にその人の本質や適性はやはり追い詰められた時に出るものです、なのでもっとSEとしての辛い部分やきつい時期などを積極的に学生に伝え、『それでも君はこの仕事をやりたいの?』という問いかけ採用活動の中でしたほうがいいかもしれないです。

面接のときなどに少しかましてみることも必要な気がします。それだと学生が来なくなるということも否定はしませんが、入社後すぐ辞める学生を採用するぐらいなら採用活動でガンガンふるいに掛けたほうが学生にも、会社に結果的にはプラスでしょう。


うちの会社に限らず、新卒採用のページは本当によくできていて、出てくる先輩社員が格好良く、NHKのプロジェクト何とかを彷彿とさせます。

ただ実際問題、成功プロジェクトの裏にはいくつもの失敗プロジェクトや報われない仕事も現実として存在しているわけで、そんな仕事とどうやって向き合ってきたのか、失敗からどう再び立ち上がることができたのかと言ったことにフォーカスを当てた採用活動をしてみてもいいのではないでしょうか?



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