HUNTER×HUNTERから考える個人で働く時代

待ちに待ったHUNTER×HUNTER最新刊を購入しました。(長かった。。。)


忘れたころに発売されるHUNTER×HUNTER。
自分が中学生ごろから連載が始まり、かれこれ20年近くの連載です。ご存知の方も多いと思いますが、富樫先生の体調?などの理由から何回も休止期間がありようやく34巻が発売されました。

昔は毎週ジャンプを立ち読みしてましたが、休載になるたびに舌打ちをしていたものです。そして忘れたころに単行本がポチポチと発売され、その都度欠かさず読んでいます。

単純なバトルものの漫画ではなく『念』という超能力をツールにした、戦略・知略により力が上の相手の裏をかく意外性や、世界観・能力などの設定の細かさ等、他の漫画とは違う独自の世界が展開されます。

ちなみに休載歴は以下のようです。

休載率
→61.0% [2017年30号現在]
連続掲載回数
→30回 (2011年35・36合併号~2012年16号)
連続休載記録
→80回 (2014年39号~2016年19号)


もう、、、

普通のサラリーマンだったらあり得ません。
何かを生みだす仕事で、さらに毎週締め切りがある仕事なんて確かに考えただけでゲンナリしますが、他の漫画家と比較してもこの休載具合は群を抜いています。

でも読者は決して離れず、多くの方は休載のたびに文句を言いながらも新刊を心待ちにして過ごす訳です。

理由は単純、面白いから。

IT業界にもフリーランスのSEやPGさんがいて、時々一緒に仕事をすることがあります。なかでも超優秀な人は何年も専属で契約先の会社に抱えられ、なくてはならない存在になっています。

その人達は彼らに求めらる仕事(コア機能の開発)のみ行い、自分の仕事が終われば周りがどんなに残業していようとも、さっさと帰ってしまいます。単金も他の技術者より高く周りも文句が言えません。

理由は単純、必要だから。

このあたりの立場を作るためには

①独自性、創造性、特殊性の強いスキルがあること
圧倒的に読者が求めるコンテンツ、代えが効かないコアスキルがある人(商品)は売手側の立場を強くします。殿様商売というやつでしょうか。
これはフリーランスの個人に限らず法人の場合も同様ですよね。

②立場が個人(法人でない)であること
富樫先生は基本一人で書いているようです。仮にHUNTER×HUNTERが個人でなくチームで制作している漫画(原作と漫画が分かれるなど)ならあそこまでの連載の自由度ないと思います。組織として動く以上、上下関係やしがらみは必ず発生し個人的な考えはそのままワガママにつながる可能性があるからです。

③能力を発揮できる場所がいくつもあること
作品契約の問題など、いろいろあるかもしれないですが、あれだけの才能なら別に他の漫画を描き始め、YouTubeでもブログでもどこでも自分の才能を表現し収益を上げることは可能だと思います。最悪、集英社からの仕事が切れても構わないと思えることで強気の交渉が可能になると思います。
逆を言うと特定の組織(企業)の中でしか能力を発揮できない場合は個人の圧倒的立場の優位性はなくなります。

昔の様な企業に正社員として入社し、歯車として働くスタイルから労働形態の規制緩和やインターネットの発達により個人の働き方のスタイルが大きく変わり始めています。

今後才能のある個人はどんどんチャンスを掴み、成長出来る時代が来ています。個人で法人並みの収益を上げる人も出てくると思います。(もういるのかな。)

ただ個人はあくまでも個人、自分のスキルに市場価値がなくなった場合、体調不良等により働けなくなった場合、事業環境が変わった場合果たして組織のサポートなしに生きていくことができるのでしょうか?

個人で働くにはそういった覚悟も必要なのだと思います。





0 件のコメント :

コメントを投稿