リーマンショックを知らない世代が考える(上昇編)


どうもです。
前回の記事ではリーマンショック時を想定とした資産の下落のシミュレーションを行いました。


今回は、逆に下落時に追加投資した資金が上昇した場合どれくらいのリターンを生むかシミュレーションしたいと思います。


まずは下落時に資金をどのような計画で投入するかを検討したいと思います。
現時点の資産ベースで検討を行います。

1.投入可能資金
投資スタンスとして私は株式系のETFや投信は売ることは考えていません。
債権系や金のETFや投信は売却を視野にいれています。

ひとまず投入可能資金は現金のみの想定として、ほぼすべてフルインベストメントする想定で考えます。

投入予定額:1600万

2.投資対象の選定
暴落時に買い進めるわけですから、確実に戻る株式、商品を購入しなければなりません。
つまり、万が一を考えると個別株は対象としては厳しいと思います。
やはり信頼と実績のあるS&P500のETFを購入することになると思います。


3.追加投資のタイミング
これが一番難しいと思います。
例によってS&P500のチャート(google financeより)を再び引用します。


前回検討したように1年5カ月かけて4割程度までリーマンショック時は下落
していますが。当然次回おこる暴落相場が同じ値動きをするわけではありません。
そのことを踏まえ以下のパターンの資金投入計画を検討します。


①大底を予想して一点集中で買い付ける
上記のチャートでいうと2009年3月のタイミングまで待ってから全資産を投入する手法です。うまくいけばとロマンがありますが、大底のタイミングは誰にも分りません。


②期間を分散して買い付ける
前回の暴落期間の実績である1年5カ月を想定として、その期間中で全資産を投入する想定で考えます。毎月購入するとして、100万/月のペースで資金投入する計画です。
だたこちらも1年5カ月という保証はどこにもありません、3カ月で戻るかもしれないですし、3年以上下げ相場が続くかもしれません。


③下落割合に応じて買い付ける
S&P500が4割程度まで下落するとういう最悪の想定に基づいて資金の投入計画をたてる方法です。つまりS&P500が最高値から10%程度下げるごとに資金の投入を行い最終的に60%程度まで下がったらすべての資金の投入が完了するという想定です。
大底はねらえませんが、この方法なら20%,30%程度の下落相場でも一定量の資金が投入できるので、確実にリターンは取れると思います。
想定では10%下落ごとに260万程度づつ資金を投入します。
下落割合に為替変動を考慮しない理由は1557(S&P500)を投資対象としており、為替変動分を織り込んだ基準価格となっているためです。

下落時に投入した資産が上昇相場でどうなるかをシミュレーションします。
想定としては暴落前の水準までS&P500の指数が戻った前提とします。

つまり大底からの上昇率は 128%(683ドル → 1561ドル)の想定です。
上昇期間は4年間とし、上昇相場中の追加投資は行わない想定とします。

最後に忘れちゃいけないのが為替の変動ですが、ここまで考慮すると相当複雑なので
実績ベースで4%の上昇とします。(2009年3月(大底):93円、2013年3月(回復):97円)

よって円換算でのトータルの上昇率は133%(128×1.04)想定とします。


①大底を予想して一点集中で買い付ける
上記の場合で購入した資産推移のイメージです。



大底:2065万円
回復時:4811万円

かなりの資産上昇を見せていますね。やはり取得単価が重要ということを教えてくれます。ただ大底がわからないので絵に描いた餅ですね。


③下落割合に応じて買い付ける
こちらは現実的なシミュレーションになります。下落幅に応じて買い付けています。


大底:1565万円
回復時:3590万円

むむむ、と言った感じですね。
いわゆる難平買いのため、買ったそばから10%つづ下落していくので大底の時は半分くらいの資産まで減ってしまいますね。
しかも取得単価が高いため暴落前の水準まで回復したとしても、大底時の一点買いに比べるとパフォーマンスは悪いです。

ただ実際問題大底で一点集中買いは不可能なので、下落割合に応じて買い付けるしかないと思っています。(見直すとしたら10%下落ごとを20%下落にするとかかな。)

ひとまずはこのチャートを頭に入れて置き、下落相場で買い進めることの難しさをよく心に刻んでおきたいと思います。


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